やっと二段昇段しました。
嬉しい気持ちでいっぱいです。
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99%の二段チャレンジ状態で2回も負けたので焦りました。
今日は99%状態で1回負けて97%になり、その後勝利して昇段しました。今日中に昇段は無理だと思ったのでいきなりエフェクトが入って驚きました。
最終局は横歩取りでした。
ミスったけどなんとか攻めの形を作って優勢にしました。その後は手堅く勝利。


ここ最近の将棋の取り組み方について書き残しておこうと思います。
・将棋クエストの詰将棋
これがとても助かりました。私の二段のイメージは終盤の詰み形をいっぱい知っていることだったので、ぴったりでした。CMは暇な時だけ見ました。

・将棋連盟Liveで観戦
棋力に関係したかわかりませんが、プロの棋譜を観るのは楽しかったです。手筋の勉強にはなったかも。でも、趣味といえば趣味かもしれない。

・将棋ウォーズ→ぴよ解析
1局やるたびに解析しました。あまりにも圧勝したやつ以外は解析しました。印象に残った変化はスクリーンショットしました。
2連敗した場合と2連勝した場合はそこでやめていました。

・(将棋クエスト2分と5分)
将棋ウォーズで負けたストレスを将棋クエストで発散しました。ボコボコにしたりされたりしました。毎日やっていたわけではないです。

・(5手詰めハンドブック)
出掛け先で暇な時にペラペラ読んでいました。スマホの充電が減らないというアナログの良さを感じました。

あ〜、良かった。やっと二段になれました。初段になってから時間かかりすぎでしょと思いました。これで将棋に対してゆるい気持ちで趣味として向き合えます。最終局が横歩取りというのも面白かったです。初段になるまでも横歩取りで達成率を稼ぎました。やはりドル箱戦法。3〜4年前くらいの横歩取りと今の横歩取りの大きな違いは、後手番で45角戦法や相横歩取りのような奇襲戦法をやる人が減ったことだと思います。最近は33角から、42玉が一番多くて、42銀、31玉、22歩型が次に多い印象です。プロでよく見る33角上がらずに42玉のやつはクエストでしか当たったことないです。たまに相手が45角やるときは、私は絶対に77角打って45角打たせないやつをやります。結構簡単に勝てて美味しかったです。28歩打たれずに45角だと、少し困るかもしれません。




くぅ〜疲れましたwこれにて二段です!
実は、ずっと二段になりたくて割りと頑張っていました
成長スピードは遅かったのですが←
伸びてきた頃はルーティンを決めて真剣に挑んでみた所存ですw
以下、駒達のみんなへのメッセジをどぞw

歩(黒髪ショート元気美少女)「みんな見てくれてありがとう!私がいたから戦いを起こせたんだよ感謝してね!」

金(金髪天然美少女)「▲32飛成から飛車ちゃんと交換になったときはびっくりしたよ〜最終盤きっちり詰ますのに使ってくれてありがとう!」

銀(銀髪寂しがり臆病敬語美少女)「横歩取りでは桂馬ちゃんの方が活躍している気がして…あまりお役に立てずすみませんでした。でも、振り飛車相手に2筋からガンガン使ってくれたときは嬉しかったです!」

桂(茶髪甘えん坊中二病美少女)「フハハハ!ピンチの時何度も戦況をひっくり返したのだ!感謝するがよい!フハハハハ!」

香(黒髪ロング真面目風紀委員長美少女)「…………。昇段、おめでとうございます。私ももっと戦いたかったです。」

角(紫髪無口辛辣デレデレ図書委員美少女)「おめでと。でもあなた、トン死しすぎでしょ。私に弱すぎ。」

飛車(ピンク髪おっちょこちょい同級生ツンデレ美少女)「バンバン私のこと切り飛ばしたりうっかり歩と交換になっちゃったり……もっと私のこと大切にしなさいよ……!」

玉(うすピンク髪容姿端麗頭脳明晰お姫様)「捕まりそうなところ時間切れで勝てた対局はヒヤヒヤしたわ。勝ちではあるけどちょっと恥ずかしいわね……」


では、
歩、金、銀、桂、香、角、飛車、玉、俺「みなさんありがとうございました!」



歩、金、銀、桂、香、角、飛車、玉「ってなんで俺くんが!?改めましてありがとうございました!」


本当の本当に終わり

HDです。今回はタイトル通り自分の実戦譜を解説してどのような考えで指したかやこうすれば良かった変化を述べていこうと思う。
今まで筆者の棋力を述べていなかったがアマ3段です。
そのため、高段者にはあまり役に立たないかもしれない
また、ピヨ将棋を形勢確認及び検討のために使用しているので多少の形勢のズレはあるかもしれない
今までの研究はパソコンのソフトを用いてます。
▲7六歩△3四歩▲6八飛△8四歩
▲4八玉△6二銀▲3八玉△4二玉
▲2二角成△同 銀▲8八飛
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相手はオーソドックスな角交換振り飛車である
自分は8五歩を突かないようにしている
手損の上、後々8五桂や6八飛等の攻め手が先手にあり後手は先手の攻めを抑えきれない(形勢自体は互角だと思う)
また、8五歩を突いた手が攻めに生きてくる訳でもないからだ
好みの問題ではあるが、少なくとも後手番では盤上真理上でも8四歩が最善だと筆者は見ている
△3三銀▲6八銀△3二玉▲6六歩△6四歩▲6七銀△6三銀
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この手は何気無い手だが実は筆者はこの局面で後悔していた
本当は7四歩としたかったが、7四歩5六銀7三桂4六角打!6三銀6五歩と進むとこちらが悪くなると判断した
実はこの変化は今まで筆者が全敗しているのだ
以下6五歩の局面
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▲6二飛△6四歩▲同銀△6八飛▲6五歩△7五歩▲8三角打(下図1)
△7四飛▲同角△ 6四角▲同飛△7五銀打▲4 四飛△ 7四銀▲同飛△8三角打(下図2)まではほぼ一直線だと思う
▲64飛の一手だが△55銀が強烈で ▲62飛なら△74歩打▲63飛は△74角成で先手優勢だとピヨと筆者は見ている
図1
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図2
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本譜に戻ります。
▲7八金△5二金右▲7七桂   △4四歩▲8九飛△7四歩▲4八銀△7三桂▲4六歩△2二玉▲5六歩△3二金(下図)
筆者は序盤では自分の堅さ>=相手の堅さにするような手を指すようにしている
理由としては自陣の補強をあまり入れずに済むからだ
どうしても薄いと負けやすい
そこで、序盤で予め手を入れておくのである
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▲4七銀△5四銀▲4八金△3五歩
穴熊にする変化もありそうだが  此方から打開できるか自信が無かったので本譜は位を取りにいった
堅さだけしかメリットがない穴熊よりも
  • 相手玉の進展性を失わせる
  • 何処かしらで玉頭戦を仕掛けることができる
  • 打開が容易
といった多くのメリットを持つ位取りが優秀だと最近は思っている
下図は3五歩まで
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気になっていたのはここで3六歩と相手が反発してくる変化だ
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素直に同歩と応じると同銀とされてみると意外に手が見えず、指さないで欲しいと思っていた
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自分流の対局感では、ここで戦いを仕掛けていきたい所
3六の銀が浮いた事で玉の周りの駒の数で優位になっている
もしこのまま玉頭戦になるならこちらがやれそうだ
因みに3四銀や2四銀を考えた人もいると思う
以下一例だが、3五歩同銀3六歩2四銀(下図)
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これで悪くなるという訳でもないが歩を手持ちにする手は速攻性がない上に
 銀が玉から離れてしまっている
   ・振り飛車側の玉周りの整備が早まる
このような目に見えるデメリットが存在する
話を3六銀の局面に戻すがここで9四角打はどうかと私は思った

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次の狙いは7五歩 同歩 76六歩で桂馬を取る事
5八角は受かるものの筋が悪い
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こうなると角の働きは居飛車の方が良いので勝ちやすい
もしかしたら角の働きが居飛車の方が良いの?と思った方もいると思うので説明する
居飛車側は次に7二角とする手が存在する。4五歩が次の狙いだ。
しかし振り飛車側は攻めに使うなら 4七角くらいだが、4五歩が先に入ってしまうためマズイ
となると振り飛車側は角を攻めに使えないのに居飛車は角を攻めに参加させる事ができてしまうのだ。
下図が4五歩まで
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ただ、9四角打ちには8六歩!があるみたいだ
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ここで構わず7五歩とすると同歩7六歩打8五桂!と進行して困っている

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8五歩には7四歩8五桂は同歩もしくは7三角打でやや振り飛車良さそうだ
ただ、一応7五歩に代えて6五歩や4三銀なら互角のようだ
3六銀の局面を再掲載する
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ピヨは△6五歩を推奨していた
以下一例だが▲同歩△6二飛▲4七銀△6五桂▲同桂△同飛車▲6六歩打△6一飛▲7三角打4一飛で互角の進行
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後編へ続く


HDです。タイトル通りまずい変化が登場してしまった。本当は載せない方が良いのだが載せちゃいます。

前回の変化で75歩74歩と反発する順があったと思う
なんと66歩!が成立してしまった。
第一感では悪手
これを指すくらいなら初めから66歩と65銀を防いでおけよとなる。
✳︎下図が66歩の局面
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76銀が自然なのだが、74歩72飛68銀74飛77歩!
この手も一見悪手 そのため発見も遅れた。
実は77歩打に代えて24歩〜22歩の筋もあるが24歩の瞬間に84飛で87銀成りが受からず後手良し
下図は77歩の局面
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85銀と引いて問題無いと思うかもしれないがこの85銀、実はニート銀なことに気づかないだろうか?
自陣の整備を犠牲にしてまで銀を活用したなら最低でも前回の75歩の変化のように玉頭の圧迫だったり歩を掠め取ったり等のリターンが無いと道理に合わない。
そのため、実はこの局面は先手有利な局面。56歩〜67銀〜79角〜24歩の筋が分かっていても受けづらい。
なので自然な76銀と飛び出す手に代えて大人しく54銀と引く変化を検討する。
下図54銀の局面

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それから74歩72飛67金74飛76歩打と進むと後手の次の手が難しい
下図は76歩打まで
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ここでも先手の77角〜68角〜56歩〜24歩の筋がやはり急所で後手はこれにどう対応するべきか
二つの手が候補に上がる
一つ目は72銀である。これは次に62玉〜71玉として戦火に包まれる2筋から逃亡を図る手だ
2つ目は32金である。これはシンプルに2筋を受ける手である。
まず、一つ目の変化を見ていく。 下図は72銀の局面である。
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以下56歩62玉77角71玉68角と進行
下図は68角まで
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ここから32金24歩同歩同角同角同飛23歩打28飛33桂88玉82玉78銀(下図)が一例である。
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ここまで進むと後手作戦負けであることがはっきりする。悪い根拠は以下の通りである
  • 玉の固さ
  • 陣形差
  • 思わしい攻めの手が無い
玉の固さは言わずもがな。
陣形差に関して言えば特に飛車の位置が致命的に異なる。後手の飛車は攻めにも守りにも効いて無い。
最後の項目について述べると攻めるなら75歩〜25飛とぶつける順しか無いが同飛の瞬間に85角打があり成立しない。そのため、後手は手待ちするしか無いが先手は55歩〜65角や22歩〜31角,77銀〜86銀〜75銀等攻め筋が無数にある。
次に32金の変化に関してだが、玉を戦地から遠ざける手は間に合わない事が分かったので次は66歩と突かせた事に満足して玉を固めていく方針を取ってみる
具体的には、72飛〜43銀〜62銀〜52金のように雁木にする方法だ
一例だが、77角72飛56歩43銀68角  62銀である(下図は62銀まで)
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こうすれば24歩はあまり怖くない。しかしながら後手は手損が酷くないか?と思うかもしれない。
だが、実は先手も色々手損しているのでそこまで気にする要素ではない
上記の局面から自然に進めると以下のような場面になる
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この局面は先に仕掛られているためやや後手不満な形勢
やはり56歩 68角と配置して24歩を見せられると先行されてしまう
この戦法は嬉野流のような奇襲チックなものかもしれないと思い始めて来たが、ついに有力な変化を二つも発見した。
変化を解説するために54銀の後少し進めた局面を掲載する
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従来の変化では67金74飛と進行していましたが、74飛に代えて64歩とするのが小さな工夫
それに対して先手は二通りの対応がある。1つ目は、67金〜68銀〜77銀と矢倉チックにする方法。2つ目は、67金〜77角とする手段である。
1つ目の変化では64歩に56歩とするのが手広い一手
すみません。研究していた所、正しく対応されると先手ペースになるようです。
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以下のような局面をソフトは推奨していましたが、この局面よりも単に振り飛車にした方が得であると考えます。
72飛〜62玉〜82玉とし、振り飛車にする手は衝撃でしかも評価値は悪くなかったので勢いで載せてしまいました
改めて誤った情報を載せようとしてしまったことを謝罪します。 
ちなみに横線が引かれている所が誤った部分です
見やすいように工夫してみたのですがどうでしょうか?
現在実戦の解説する文を作成しています。85歩としていた手を▲8五歩と表記するといった工夫をして更に見やすく分かりやすいようにする予定です
慣れない事をするため作成が難航しています
一週間くらいには出したいと思ってます
それも見て頂けると嬉しいです

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