2020年07月

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受けた後は攻めないと勝てない。
ここでは86歩同歩83香としたかった。
受けの方針でいくなら25香36飛35桂だった。
でも、攻めに転じたかった。

左の桂馬跳ねたのと45歩突いたのが悪かった。
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この局面は既に劣勢。
43金ではなく、54馬の方が粘れたかもしれない。
22玉に65馬とする。
65馬に対して
①73桂が厳しいが、47馬で頑張ってみる。
②73桂以外の手は77銀と外せる可能性が高い。
③78歩成には同金。

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この次86歩と垂らしてしまった。
相手には97桂〜85歩という用意の手があった。
気をつけよう。

詰むとは
①つかえて通じない。つまる。
②行きつく。終わる。
③密で隙間がなくなる。
④将棋で、駒の逃げ場がなくなる。また、王将の逃げ場がなくなり負ける。

詰みとは
詰むこと。将棋で王手がかかり、王将が相手の駒の利きで動けないこと、すなわち負けとなること。
(広辞苑より)

常用漢字
画数:(13)
部首:ごんべん
 キツ
訓 める、まる、む、なじ
意味
①つめる。つまる。つむ。つめ。
②なじる。せめる。といつめる。
③まがる。かがむ。
(漢字ペディアより)

解字(漢字の成り立ちの解釈)
吉(キツ)は容器の口の上にかたくふたをしたさまを描いた象形文字で、かたく締めるの意味を含む。
詰は、「言+吉」で、いいのがれする余地を与えないように締めつけながら、問いただすこと。転じて、中にものをいっぱいつめこんで入り口をとじること。
(漢字家族より)

成り立ち
取っ手のある刃物の象形と口の象形。
言うの意味と斧などの刃物が重なり、刃物をまじないとして置いてめでたいことを祈ることから、「めでたい」の意味だが、ここでは「緊」に通じ同じ意味になって、問いつめるを意味する「詰」という漢字が成り立った。
「緊」はひきしめるという意味を持つ。
(ok辞典より)


これらのことから将棋の詰みとは相手の王様が動ける余地なく問いつめる(追いつめる)ことを意味すると考察できた。

また、詰めが甘いという言葉がある。これは将棋の詰みが語源とされる。詰めが甘いとは物事の最終段階での緻密さを欠いているさま。
詰みとは、単に終わりのことを指しているとも考えられた。

問いつめるか終わりか、そんな感じ

振り飛車党で序盤の研究家として知られています。
ファンが多く、本をたくさん出しているという印象です。
名解説家でもあり、自虐風のトークが面白いという印象です。

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